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わすれな草、浮かれて

たんじょう

今日は、わが誕生日。
(自称17歳。。。)

一日。
一日。
積み重ね。

行きつ、戻りつ。
一歩ずつ。

にしても、
ダジャレから脱却出来てない!!!

書くことでしか、
作品を誕生させられないので、
試行錯誤の花を咲かせるとしますか。。。
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ショート6「重い煮込み」

匂いにつられて、森の奥深く入ってみると、
真冬の澄み切った光が、辺りを照らしていた。

テーブルに置かれた、一枚の皿。

幾重にも連なった光は、木漏れ日と相まって、
そこここに、モザイクのデザインを施していた。

「いい匂いだ。。。」

カトラリーなど何も無いものだから、
皿を直接口に当てるしか、飲む術がない。

迷うことなく、その液体を飲み干し、
あごを何回も動かし、咀嚼しては、飲み込んだ。

「ん?何だ、これは。。。」

「はははは。。。」

その嫌味に調理された、笑いが、森にこだました。

「スープとでも思ったのか?」

光に透けるような、絹糸のような髪をかきあげ、
こちらに向けた顔は、鬼の設えであった。

「俺様、特性の、煮込み料理だ!」

「この、どこが煮込みなのだ!!!
ただの、甘く、固い、ケーキではないか!!!」

その顔は、唐辛子のように、真っ赤で、
どちらが、赤鬼なのか、見紛うくらいであった。

「勝手に、そなたが、間違えただけで、
とばっちりを、こちらが受ける覚えはないわ!」

そうやって、振り下ろした金棒に、
咄嗟に、その男は、身体を避けようとしたが、
己の身体は、重石と化して、微動だにしない。

「なんだ。これは。。。一歩も動か。。。」

「はははは。。。その格好、面白いな。
まるで、神々のようにドッシリと立っているな。
あはははは。。。面白い!面白い!」

ブーン。

「ん?これ、どうなってんだ?」

確かに、その金棒は、男を貫いたハズなのだが、
空を斬る音だけが、辺りの森を震わせている。

ブーン。
ブーン。

すると、光に包まれた、その森の上には、
積乱雲が、徒党を組んで、忙しそうに、
雷を背に、獅子の咆哮をあげていた。

「そこのもの。その金棒を返せ!」

目の前に現れたのは、風の神であった。

「勝手に、人のものを盗むとは何事ぞ!
わがもの顔で、何をしておる?」

笑いは凍りつき、二人は同じ格好をしている。

風の神は、その森へと降り立つと、
その姿を、じっくり凝視した。

「どっちもどっちじゃ。狸と狐ならぬ、
赤鬼と青鬼の化かしあいとは。。。稀有な風景よのー。
思い込みの成せる業じゃな!あっはっはっはっ。。。」

鬼の手から取り戻した金棒を、
数回上下に動かすと、風の絨毯が現れ、
それに乗って、風の神は、雲の上へと消えていった。

「あれ、風来棒だったのか。。。
だから、身体を素通りしていたのか。。。」

二人の鬼は、森の倒木の上に、力なく腰を下ろした。

「仰ぐ」

ぽつり。
ぽつり。

言葉の花が、風になびくよ。

ふわり。
ふわり。

くたびれた花が、風に運ばれていく。

つらり。
つらり。

行間覗けば、青空にやり。


がむしゃら

今の私に、一番、足りないもの。

しかしながら、今は。。。

そこに燃料を投下しようにも、
十日分も持ち合わせてはいない。

生きることに、懸命!

一生懸命な時、考えは外の世界で、
きっと、待ちぼうけしているハズ。

動く、ゴクゴク、極上気分!?


PS:
「泡沫の 描いてみれば 低気圧」

偏頭痛、絶賛、起動中につき、
お返事、小説更新ともに、遅くなります。m(_)m

ショート5「沈黙星」

「ここは、美味しいもので、溢れてるんですよ」

ベテランガイドのシンシアは、豊満な胸を、
さらに突き出して、自慢していた。

「そうなんですか。。。」

そう言うのは、何でも懐疑的に物事を捉える癖のある、
太陽系の第三帝国の王子であった。

所謂、お忍びで、地球旅行にやってきたわけだが、
流暢な言葉は、旅なれた、生意気の息も漂わせていた。

「王子、今回の旅の目的は何ですの?」

この言葉は、何処に行っても耳にするので、
正直、うんざりしていたのだが、隣に居る、
お世話係の爺の目線が、鋭いことに気がつくと、
ゆっくりと、シンシアの方に顔を向けた。

シンシアは、プライドも高いのか、
頷くふりだけをすると、ホテルのシェフを呼び、
シェフにお任せ致しますわ!と口早に言った。

「かしこまりました。お任せ下さい。
最高のものをお持ちいたしますから。。。」

深々と頭を下げると、静かに退室していった。

その間、爺は、小声で王子に耳打ちしていた。

「若、先ほど、なんと仰られたのですか?
私は、耳が遠くなったせいか、聞こえませんで。。。」

「いや、僕は何も話していないよ。ただ口を動かしただけさ。
異星人って、こういう時、便利だね。それよりも、
お腹空いたから、早く、食事にしたいな、爺!」

シンシアは、満足げに、こちらを見ている。

「午後から、とっておきの場所に、ご案内しますからね!」

いい香りのスープが運ばれてきた。

牛歩

ご訪問、ならびに、拍手、ありがとうございます。
出来ましたら、読後のご感想など頂けると嬉しいです♪
これからも、宜しくお願い致します。m(_)m

********************

(以下、心のぼやき)

少しずつ、創作モードに脳内がなってきて、
考えるのが楽しい!という域に入ったかも!?

ただ、以前のように、脳内全体に、
映像が出現してはいないけれど。。。(^^;

まあ、継続は力なり!

今は、それを信じて、進もうと思う。

ノッシ、ノッシ。うっしし~♪(^m^)

ショート4「夜のとばっちり」

夜のトバリは、日常を隔絶して、
だからこそ、これでいいのだと、
思わせてくれる。

夜に棲む、魔女はいつも、
そう正当化させることで、
自分を納得させていたのである。

「私には、ホウキなど要らぬわ!
そもそも誰かが描いた最初のイメージに、
引きずられ、いたずらに、伝承されたに過ぎないのに。。。」

程なく、
星空は、その声を氷にしてしまった。

白い煙のような息。
青白い、月のような掌。

「僕は違うよ。最初のイメージって大切じゃない?
初対面の印象で、その後の付き合いも違ってくる。
君は、無駄に孤高で、僕は、みんなのアイドルなのさ!」

その格好は、月光を背負って、バラ一輪を携え、
悦に入ってるマント姿ではあったが、
その輪郭は、小刻みに震えていた。

今度は、
星空は、その男を雲にしてしまった。

「何処ででも、お前は暮らしていけるだろう」

その雲は、ぎこちない姿で、しばらく、
所在なげに、うろうろしていたが、
上ってきた太陽が視界に入ると、気絶してしまった。

微風は、何処吹く風とばかりに、
その雲を軽く持ち上げると、他の雲たちも引き連れて、
朝の光を燦燦と浴びながら、雲海となって流れていった。

日差しは、森の中にも、陽だまりを作っていた。
うつろな目をした、魔女の声が溶け出していた。

「はぁー。。。とうとう明けてしまったのか。。。」

そう言って、森の奥へと分け入ってしまった。

今日は、雲ひとつ無い、晴天である。

ペンネーム

以前は、森野帽子(あるいは海月)という名前で、
主に、フィクション@ファンタジー風味といった、
ジャンルの作品を書いていた。

ここに復活するにあたり、同名にするかどうか、
少し悩んだけれど、まだ、その名を冠にするには、
自分の文章に納得していないのである。

もちろん、以前の方がデキが良いわけではなかったが、
キャラクターたちと、文章の上で、遊べていたと、
今になって、実感している。

だから、当分は、ダジャレな名前、
”You Know? Mizuki”(夕野海月)で、
言葉のリハビリテーションをしたいと思っている。

また、今年は、読書の時間を作ろうと思う。
どうやら、忙しくしている方が、
私の場合は、効率よく過ごせるようだ。

それにしても、しばらく放置しているキャラクターたち。
頭上に棲む、彼らの、ブーイングと冷たい視線を、
たまーに感じる時がある。許して~!!!m(_)m

森野帽子の復活までには、まだまだ、時間がかかりそうだ。^^;

PS:
ご訪問者の中に、以前、親しくして頂いたお名前もチラホラ。
こんな奴ですが、みなさま、宜しくお願い致します♪

ショート3「大越冬」

その家の、ほとんどの内装は、
不規則な凹凸が並ぶ壁紙で、覆い尽くされていた。

よく日の光が届く二階の一角に、
今や、家の一部と化した、
深緑のガーデンチェアが、鎮座している。

家の主は、休日になると、
そのお気に入りの場所で、読書をするのが、
何よりも好きであった。

そして、その日も、書棚から、
分厚い装丁の一冊を抜き取ると、
やや傾きかけた、そのイスに座り、
最初のページを繰るところであった。

と、その時。

バランスを失って、大きな身体の主は、
年月を経た分の、体重の赴くままに、
イスごと、倒れてしまったのだ。

「いててて。。。」

折り目一つ、つけずにいた書物が、
クッキリと幾重にも、無残な姿になっていた。

「あああああ。。。私の拘りが。。。」

イスの枠組みは、鋼鉄で出来ていたが、
肝心の座る部分だけが、枕木のように、
ただ、木片が連なっていただけであった。

今はもう、自由を取り戻したように、
散乱し、その一部は、ささくれ立っている。

主は、自分の打撲の痛みよりも、
あるべき所に、あるべきものが無いという、
悲哀の方が、身に堪えていたのである。

大きな音にビックリしたのか、階下に居た、
主の息子が、階段を急いで駆け上ってきた。

「あっちゃー。これは酷いね。パパ、怪我はない?」

わが息子の声は、主に届いてはいたが、
身体じゅうに、打撲の共鳴が始まっていたのだ。

「ずいぶん、打ったんだね。でもさ、
ママも言ってたけど、出不精のパパだけど、
この冬じゅうに、ダイエットした方がいいってさ。。。」

そんな事は、この前の健康診断の時、
医者から、散々、説教されたわい!
そう言うわけにもいかず、痛がる父親にしかなれなかった。

「いた。。。うおっ。。。うわあー。。。」

そういいながらも、嗅覚だけは未だ健在だ。

「今日はカレーかな?」

つい、口をついて出てしまった。

「ダイエット!!!」

息子は、その一撃だけで、父親を黙らせてしまった。

謝意

当ブログに、ご訪問頂いた皆様、
ありがとうございます。m(_)m

少しずつではございますが、
緩々とアップ致しますので、
ご覧下さいませ。(^。^)/

*********************

(以下、駄目だし呟き)

今回の二作は、それぞれ十分弱で書いた作品だ。

最初は、駄洒落なタイトルが浮かんで、
そのあと、情景を浮かべてみるという方法。

し。。。か。。。し。。。
ブランクがあるためか、元々の才覚が無いためか、
かなり世界観が小さくなったような気がする。

それに、初期衝動は、言葉遊びなのだが、
どうも、二作目は、失敗してしまったヨーダ。
(そんな賢人には、到底、なれない。あううう)

でも、これは。。。
次回のためにも、もちろん、自戒を込める意味でも、
そのままにしておこうと思う。

<反省点>
減らず口を言いたかったのだが、改めて見直すと、
口減らしの意にも取れるではないか!!!

Ohhhhh!!!Nooooo!!!
日本語って、奥深く、難しい。
ううううう。;_;精進!精進!

ショート2「カラフール」

虹の色は、七色。

「誰が決めたのかしら?そんなの。。。
見る人によって、違うんじゃないの?」

「そりゃ、お前さんは、
そんだけの目玉をお持ちだ。
さぞ、カラフルに見えるだろうな?」

トンボの問いに、律儀に答えているのは、
その丘に、長い間、君臨している、
今は、濃い影を落としている大木だった。

「ふん、随分と皮肉屋を営業されてるのね。
きっと、長く生きてるせいかしら。。。」

「あっ!」

下草を撫でるように、風が吹いてきた。
トンボは、自分の身体を支えきれずに、
風の音符となって、飛ばされていった。

「口が減らされて丁度いいな。あははは。。。」

風に翻弄されながら、白い羊の雲の中に、
光った羽が舞うのを、しばらく眺めていた。

「なあ、お前には何色に見えている?」

長い年月をかけて、やっと出てきたと思ったら、
こんな下らない質問を、初対面で出くわすとは。。。
心の中の温度は、徐々に上昇していった。

「俺の一週間は、貴重だ!
話している暇など無いわ!!!」

そう言い放つと、スルスルと大木に登り、
まるで嫌がらせのように、そのセミは、
羽を震わせ、鳴き続けていた。

ショート1「進化アローン」

「寸でのところで、最後になりかけた!
冗談じゃないぜ。ふぅー。。。」

その毛むくじゃらだった、風体は、
滴る汗で、随分、貧相な肉づきを露呈していた。

外は、吹雪いていたのに、
ここは、風がない分、暖かいのかと
最初、思っていたが、どうやら様子が違う。

それに、ぼんやりとしているが、
暗闇の奥の方には、微かに光らしきものが見える。

「おーい!誰か居るのか?」

すると、その声に、呼応するように、
一斉に、何十層もの音の塊が響いていた。

「おーい!」

今度は、少し声のトーンを上げて、叫んでみた。

「おーい!」

その後、何回も叫んでみたが、応答はない。

「なんだ。さっきのは幻聴だったのか。。。」

そう呟いて、視線を落とした時、足元に、
一匹の小さな生物が、こちらを凝視していたのだ。

「さっきから、何回も。。。うるさいのよ!
今日こそは、やっと眠れるかと思ったのに。。。」

その小さな身体は、蝋燭のような炎を宿していた。
透き通って、ゆらゆらと炎は揺れている。

「いや、それは悪かったな。だが、俺には、
確かに、声の塊が聞こえていたんだ。しかし、
見渡したところ、君しか居ないようだな」

「そうよ。ここは私のテリトリーよ。
だから、アナタは侵入者ってわけ。
自然界では、ありえないわ!だから。。。
みんながやるように、威嚇したの!」

語気を強める程に、益々、炎は、大きくなっていく。

「なのに、後ずさりするどころか、何回も叫ぶ始末。
これでお分かりかしら?アナタ、どこか行ってよ!
この穴から、飛べるわ。そこに入るだけだから簡単よ」

言われるままに、おぼつかない足取りで、
その穴に近づいていった。
さて、穴に入ろうと、身体を曲げた時だった。

「そうだ。侵入者さん、最後に聞いときたいわ。
ねね、アナタ、何っていうの?」

「俺?さあ、名前は知らないが、最後にあったやつが、
何とか原人?って言ってたような。。。」

「そう。でも、アナタ、さっきとは様子が違うわよ。
毛むくじゃらは無くなって、スベスベしてるし、
それより、四足じゃなくて、二足歩行になっているわ」

そう言われて、自分の姿を見ようとした途端、
彼女の身体の炎は、ふっと消えてしまった。
そして、お互い、一言も発することなく、
気まずい空気だけが漂い続けていた。

「さて、ここに入るか。。。」

その呟きだけを残して、彼は穴の中へと消えていった。
また、ほんのりと炎が姿を現した。

「行ったわ。彼のテリトリーに!これで、やっと。。。
カゲロウの私も眠れるわ。次の夏まで!」

外の吹雪は、まだまだ衰えを知らない。




吉日

思い立ったから、作ってしまった。
今は、載せる内容が無いよぉー!!!(><)

創作を捜索してくる!
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